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株&[アンディ] ホーム > 解決!トレーダーに聞く! > 第7回 株主優待券狙いの堅実取引
2009.03.23
Kさん(26歳)
このコーナーでは株初心者のライターが、日夜株式投資をたしなむトレーダーの方々に日々の生活スタイルや投資の秘訣などを伺います。普段はなかなか知ることのできない、リアルな声を皆様にお届けします!
今回のトレーダーはKさん(26歳)。Kさんが現在行っているのは株主優待券狙いの取引。低リスク低リターンの堅実な取引法ですが、ここに至るまでには長い道のりがあったのだとか……?
――投資を始めたのはいつからなのですか?
Kさん 「20才の頃からです。ちょうど、ライブドアが100分割で株を売っていたりした頃でした。最初の頃に100万の元手が200万に増えるようなことがあって、『こりゃ素晴らしい』と思って浮かれていました。そうしたら、いつの間にかトータルで負けていた(笑)。2年間経ってみたら元手に何も残っていなかったです」
――その理由は何だったんでしょう?
Kさん 「堅実な会社を買っていなかった、ということに尽きると思います。リターンが大きいということだけ考えていたんですね」
――それからは堅実に?
Kさん ところがその後は、『そうか、これからは株じゃなくてFXだ!』とひらめいてFXを始めました」
――……なるほど。
Kさん 「ちょうど大学を卒業して社会人になった時だったんですね。毎月給料が手取りで20万くらい、当り前だけど定期的に入ってくるわけですよ。ちょっと考えて、『毎月20万円入ってくるなら、これを投資で40万に増やしてから20万使うようにすれば、ずっとお金が減らないじゃないか!』って思ったんですよね」
――そういう考え方の新卒社員ってなかなかいないですよね。
Kさん 「だからジャブジャブ投資してました。ところが、忘れもしない2007年の10月……」
――何があったのでしょう?
Kさん 「会社でバーベキューパーティーをやってたんです。景気よく、社長が上野の松阪屋で8000円/100gの肉とか買って。その合間にちょっとパソコンを覗いたら、自分の50万円が5万円になってたんですね。その時、100倍のレバレッジをかけていたんですけど。原因を究明する気も起らないほどへこみました」
――それで株主優待券のみの投資に?
Kさん 「まあそんなところです」
――そんなこんながあって、株主優待券にたどり着いたんですよね?
Kさん 「はい。やっぱり勝つ仕組みのものでないとダメだなと思って。結局、損切りをするのってなかなか難しいんですよね。「もうちょっと待ってればまた上がるかも」とか思っているとドンドン下がっちゃう。今は感情を入れずに、優待日がもらえる最終日に買って、権利落ち日にすぐ売るようにしています」
――株主なら必ずもらえる優待をもらって、もらったらすぐに売ってしまうからあまり損は出ないということですよね。そういう方法の投資家は多いんですか?
Kさん 「優待目当てで株を買う人は結構いますよ。ただ、ほとんどの期間投資家にとっては、優待券がもらえるかどうかってあまり意味のないこと。視野に入れてないんですよね。ただ、最近優待目当ての投資が少しブームになっているので、利回りは悪くなっているみたいですね」
――どんなことを基準に株を買っているんですか?
Kさん 「やっぱり、自分がほしい優待かどうかですよね。僕はひとり暮らしなので、チリメンジャコ1パックとか、りんご1箱とか贈られてきてもあんまりうれしくないです。割引がもらえるファミレスの優待とか、自分がほしいものをもらえることが基準です」
――具体的に買い方を教えてください。
Kさん 「毎月20日にヤフーファイナンスで優待をチェックします。一番安く買える物から順番に見て、ほしい優待をピックアップしておきます。証券口座に20万入っているので、機械的に買って機械的に売っていく感じですね」
――会社によっては、面白い優待があるとか?
Kさん 「僕は買ってないですけど、10万円の自転車とか、コシヒカリを○kgとかっていう会社もあるみたいですね。それから、株主総会でもらえるおみやげも結構バラエティに富んでいて面白いみたいですね。Avexでは、歌手のコンサートが聴けるのは有名ですよね」
――前よりも今の方が良いですか?
Kさん 「前は投資にギャンブル性を求めていたのですが、今は堅実なのが一番だなと思うようになりましたね」
――長期で持っている株はありますか?
Kさん 「ここは成長が確実に見込めるのでは? と思う企業に限って長期で持っています。長期で持っているのは1つだけですね。これからは堅実にいこうと思います」