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株&[アンディ] ホーム > 解決!トレーダーに聞く! > 第25回 日本全国を車中泊する“旅人トレーダー”
2010.10.11
上総介さん
このコーナーでは株初心者のライターが、日夜株式投資をたしなむトレーダーの方々に日々の生活スタイルや投資の秘訣などを伺います。普段はなかなか知ることのできない、リアルな声を皆様にお届けします!
今回のトレーダーは、投資歴15年にものぼるベテランの上総介(かずさのすけ)さん。2年3ヶ月で1000%のパフォーマンスを誇る上総介さんは、旅行家としての顔も持ち、日本の都道府県のすべてを訪れたほど。15年も投資に関わっていれば、旅で行った山や谷以上に、株のアップダウンを体験してきたはず。悲喜こもごもな株ライフについて語っていただきました。
――15年もやっていたら、大勝ちはもちろん、大損して枕を濡らしたこともあるのではないですか?
上総介さん 「ありましたありました。今までで一番大きな山が来たのが、2004年の4月頃。スイングで仕込んでいた株がどんどん上昇してきて、2004年4月に含み益が1000万以上になったんです。このときは、本気で家を買おうかと、妻に家のチラシまで見せて、住宅購入の検討をしていたんですよ」
――“していたんですよ”ということは、実際には家を買うことはなかった…?
上総介さん 「その通りです。この直後に、最大の谷が来たのですよ(涙)。翌月の2004年5月に、突如株が大暴落を開始して、含み益の1000万円が消えて、逆に大幅なマイナスとなってしまって、泣きながら損切りしました」
――あちゃー…。
上総介さん 「このときは2、3日食事が喉を通らず、吐き気がずっとしていて、涙を流したのを覚えています。でも、ものすごく教訓になりましたし、今現在は成功し続けているわけですが、このときの経験がなかったら、この成功もなかったかも、とすら思います」
――趣味の旅では、日本全国をまわられたのですよね? 旅をしてるからこそ、株で役立ったことはありますか?
上総介さん 「当然のことではありますが、株の利益のおかげで、今まででは行けなかったような外国に頻繁に行けるようになったのはありますね。他には、旅に出ることで、精神的にリフレッシュされたり、株の不調で落ち込んだ気持ちがリセットされたり」
――なるほど、株をやる上では、精神的に安定しているのって大事なんですねぇ。ちなみに、車中泊で日本周遊をされているそうですが、なぜでしょうか?
上総介さん 「旅を始めたのは20歳くらいでして、当時はお金が無かったので車中泊していたんです。今でも車中泊しますが、お金の節約はもちろん、それ以外にも多くのメリットがあります。例えば、ホテルを予約していると、17時や18時にホテルに入る必要がありますよね。夕食の時間も決められていることが多い。すると、予定が早まったり遅くなったりした場合、臨機応変に旅程の変更が出来なくなります。1回の旅で自由に色々な場所を見てまわって満喫するには、断然車中泊がいいんですよ!」
――確かに色んなところに行けるのは楽しいですが、決まった時間に夕飯を出してくれるホテルに泊まった方が、私はラクな気がしてしまいます。
上総介さん 「僕はそこは、状況次第で変えていきたい性格なんですよ。そういえば、僕はスイングよりデイトレが好きなのですが、これとも微妙に関係あるかもしれませんね。デイトレも臨機応変さが必要ですし」
ワイルドな旅を続けている上総介さんですが、トレードはあくまでコツコツと堅実に、がモットー。最後に、投資歴15年の中で発見した裏ワザをこっそり教えてもらおうとしたら、「裏ワザはありません。基本的な当たり前のことを真面目に当たり前にすることに尽きると思います」とのお答え。すぐにラクな方法に逃げようとする私には耳の痛いお言葉です。そういえば、“毎日きちんと3食とる”、“毎朝まともな時間に起きる”、という当たり前のことをやっていたのは何年前のことだろう…と我が身を振り返ってみて愕然。「フリーランスだもん。会社員じゃないもん…」を言い訳にして、朝寝坊ばかりする自分に喝を入れたのでした。