遊んで株が身につく!初心者の楽しい株入門 &D[アンディ]
&D[アンディ] ホーム > 解決!トレーダーに聞く! > 第16回 中国株は“風が吹けば桶屋が儲かる”状態!?
2010.01.05
田ノ上由美子さん(27歳)
このコーナーでは株初心者のライターが、日夜株式投資をたしなむトレーダーの方々に日々の生活スタイルや投資の秘訣などを伺います。普段はなかなか知ることのできない、リアルな声を皆様にお届けします!
今回のトレーダーは広告系企業の営業職にお勤めの田ノ上由美子さん(仮名、27歳)。昨年初頭、以前から関心のあった中国株へ投資。その時に買った企業の株価は、1年間で約2倍になったのだとか。「まぐれですよー!」と笑顔を見せる田ノ上さんですが、まぐれで株はできないでしょう。一体、どんな考え方で投資を行っているのでしょうか。
――どんな株を持っているのですか?
田ノ上さん 「中国人寿(チャイナ・インシュランス)という、生命保険会社の株です。中国では1、2を争う大きな保険会社なのですが、ここ一年で株価が約2倍になりました。2009年初頭に20万円購入したものが、今は39万円ですね。初めて買ったものでこんなに上がりがでると思わなかったのでうれしいです」
――なんで保険会社の株を買ったんですか?
田ノ上さん 「銀聯(ギンレン)カードって御存知ですか。これは中国の方が日本に旅行したときに使うクレジットカードのようなものです。中国の場合、海外にお金を持ち出すのは制限があるのですが、この銀聯カードがあれば、外国でも好きなだけ買い物ができるのです」
――ははあ、でも保険とはなんの関係が……?
田ノ上さん 「営業で外回りをしているときに、ふいに街で銀聯カードの取扱いをしている店が増えていることに気がついたんです。中国経済は好調なんだなと思いました。以前よりもお金を持っているんですよ、中国の人は。で、私達はお金を持つようになったら、どうしますか。保険に入りますよね。資産を守る必要が出てくる」
――風が吹けば桶屋が儲かる、みたいな考え方ですね。
田ノ上さん 「私の父も株をやっているのですが、この考え方は父ゆずりのものです。父は最近になってインターネットを覚えたんです。で、オンライン・クレジット決済で本を買うことができるAmazonを知った。Amazonって、利用したことのある方は御存知だと思いますが、商品がダンボールに梱包された状態で届けられる。父は何度も注文しているうちに気付いたんですね。ダンボールの株価が上がるんじゃないかって。で、日本のダンボール会社よりは、土地や原材料の安い中国の会社だろうって」
――それ、どうなったんですか?
田ノ上さん 「買った当時の約9倍ですね。200万円購入していたので、今は1800万円程になっているのではないでしょうか。ただ私はまだ父のように、一気に投資できるほどの余裕はないので、ボーナスが入ったらちょこちょこと買い足すといったスタイルで、ゆっくりと資産運用していきたいと思っています」
――すごいっすね、僕も弟子入りしようかな。
田ノ上さん 「こういう考え方をして失敗したのであれば、闇雲に買って失敗するよりも、納得がいきますよね。また逆にその理論がハマったときはものすごくうれしいですよ。よかったら今度一緒に研究しませんか?(笑)」
――いいですねえ、ぜひ!
(根岸達朗/プレスラボ)