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&D[アンディ] ホーム > 世界の株式市場から > 第12回 日本と中国のちゃんぽん!?
2009.09.21
世界各国の株式市場の風景をお伝えしてきた世界の株式市場からです。今回で12回目を迎えました。ということは、1ヶ月に1回の当コーナーもめでたく丸1年を迎えました! 今後も世界のすべての国と地域をお伝えする意気込みで頑張ります。
さて、突然ですが、日本の隣の国と言えばどこですか? 韓国? なるほど。しかし今回は、隣は隣でも南西隣。沖縄のさらに南に浮かぶ島、台湾の株に注目してみたいと思います。
台湾は、日本政府の正式な見解では中国の一部とされていますが、実質は古くから独立した政府が存在しました。冷戦時代はいわゆる西側諸国(資本主義を標榜する国)だったため、中国本土よりも経済が発展しています。経済的な富を象徴するように、首都台北(タイペイ)には、「台北101」という101階建て、地上509m(ちなみに東京タワーは333m)の、2004年の竣工当時、世界で最も高いビルが建てられました(その後2007年にドバイの高層ビル「ブルジュ・ドバイ」に抜かれるまで世界一だった)。この世界一のビルの中に、「台湾証券取引所」はあります。
台湾証券取引所の取引時間は日本より短く、朝9時~13時30分まで(日本時間では10時~14時30分)。株式の他、 ETFや 債券なども取り扱っております。
日本で台湾株を購入するには、やはりADRを利用した商品で、各証券会社で取り扱っている例が多いです。現在、日本人が台湾株に注目する理由として、一つ目は中国との経済的な結びつきが今まで以上に進み、中国経済に引っ張られる形で台湾株も上昇するのでは、という意見。台湾では2008年の総選挙で、中国との協調路線を目指す政党が政権を握り、中国との距離を急速に縮めております。そもそも歴史的に仲違いをした関係だった中国と台湾ですが、この急接近の甲斐があり、不景気のまっただ中にある日本を尻目に、2009年下半期からは経済的に持ち直しの傾向が強いとシンクタンクは判断しているようです。
さらに、日本と同じ産業構造(ITや半導体など高い技術力を必要とする工業が得意)のため、日本の株価と同じ値動きをしやすいのです。つまり、日本人にも予想しやすい!
日本の影響も中国の影響も受ける。これすなわち、日本と中国のちゃんぽんが、台湾の特徴と言えるかもしれません。そう言えば、台湾料理は比較的あっさりとして塩気も押さえ気味で、油を多用する中華料理と比べやや健康志向が高いです。日本では今健康食ブームですし、そういう意味でも、中国と日本のちゃんぽんなの??