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&D[アンディ] ホーム > カブコラ > 第67回 なにかと話題なJAL! ところで今後の航空銘柄ってどうなの?
2010.02.03
連日のJAL関連ニュースにより、注目を集めている航空銘柄。JALの上場廃止の影響なのか、ANAの株価が上昇していたり…。そもそも、航空銘柄とはどのような特徴があるものなのでしょうか。ファイナンシャルプランナーの前田紳詞先生、教えてください!
「日本で上場している航空銘柄は、JAL(9205/上場廃止予定)、ANA(9202)、スカイマーク(9204)の3つ。とはいえ、JALの上場廃止で、いずれは2つだけということになりますが…。観光やビジネスマンの出張で多く利用することもあり、景気に左右される銘柄でもあります」(ファイナンシャルプランナー、前田紳詞先生)
――2つになってしまうとなると、なんだか寂しい気がしますね。
「そうですね。最近では、巣ごもり消費による“インドア派”が増えたことで、業界悪化に拍車がかかっているようです。それも日本だけでなく、世界中の航空業界もよろしくない状況にあります」
――えっ! 航空業界の状況がよくないのは、日本だけじゃないんですか!? 原因はやはり…。
「はい、リーマンショックによる影響が大きいといえますね。また、航空機は1回分のフライトで大量の燃料を消費します。燃料として使われている石油の価格が近年、高騰し続けている影響もあるようです。航空銘柄をチェックする際、燃料である石油関連のニュースも必ずチェックしてくださいね」
――最近、JALの影響を受けてANAの株価が上昇しているようなのですが…。これはひょっとして、航空銘柄ではANAに期待できるということになるのでしょうか?
「確かに、ANAの株価は上がっています。しかし、これは一時的なもの。ANA自体、好調だったときの株価に比べてまだまだ低い状態です。それよりも、注目すべきはスカイマークです」
――それはなぜでしょう?
「昨年、スカイマークは航空機をすべて同じ機種に統一して燃料費を削減するなど、コストカットに力を入れていました。これはJALやANAのように、まだ古い体制や考えが残っている企業にはできなかった対策。スカイマークはこの努力もあり、今期は黒字になるではないかと予想されています」
――航空業界では、新しい企業に注目! といえそうですね。
「アメリカではサウスウエスト航空、欧州のライアンエアー、オーストラリアのジェットスター、アジアのエアアジアなど、世界でも新しい航空企業が勢力を伸ばしています。日本でも、上場はしていませんが、静岡や九州にある航空企業も力をつけつつある状態。今のうちに注目しておくのも、いいかもしれませんよ」
――ありがとうございました。
このままいくと、ひょっとしたら「不景気に強い航空企業」が誕生するかも!? なんだかドキドキしてきました。
(吉住夏樹/プレスラボ)