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&D[アンディ] ホーム > カブコラ > 第64回 不景気なのに儲けている銘柄ってなんですか?
2010.01.13
にっちもさっちもよくなってくれない、景気。どの企業もしかめっ面なのかと思いきや、この「不況」のなかで儲かっている企業もあるみたい。「不況」なのに、一体どうやって儲けている? ファイナンシャルプランナーの横山利香先生に聞きました!
「デフレや景気の低迷をうまく利用して収益をあげている企業は、周囲にはたくさんあります。なかでも代表的な企業では、マクドナルド(2702)とユニクロで有名なファーストリテイリング(9983)が挙げられますね」(ファイナンシャルプランナー、横山利香先生)
――マクドナルドとユニクロ! どちらもニュースやCMでよくみかける企業です。
「ユニクロはフリースやヒートテック、ジーンズなど、低価格で種類が豊富な商品を積極的に展開。一方マクドナルドは、100円で買える商品を次々に発表し、魅力のある商品を安く提供しています。どちらの企業も、景気低迷の中でも売上を伸ばし、おかげで株価も上昇しています」
――どちらにも共通しているのが「低価格」。この条件でいうならば、ドン・キホーテ(7532)も好調といえるのでは?
「『低価格』な商品を展開しているからといって、すべての企業が好調というわけではありません。現在、安価な商品を提供する量販店は数多くあります。残念ながら、ドン・キホーテ(7532)が特別に安く、独自の魅力があるとは言い難い状況と言えるでしょう。安いだけでは、消費者に選ばれるとは限らないのです」
――「低価格」以外で必要になるものとはなんでしょうか?
「消費者のニーズをいち早くキャッチするためのリサーチ力と、その動きをすぐに反映できる対応力といえます。不景気が続く中、消費者の多くが求めている『安くて、いいもの』を早く、それもタイミングよく提供できる力が企業にあるのかが、デフレ時代を勝ち抜くカギとなるでしょう。」
――消費者たちの「かゆいところに手が届く」ようなサービスが必要ってことですね!
「その通り! 一例を挙げるならば、マクドナルドの『クォーターパウンダー』があります。実はこの商品、景気が回復の兆しをみせたタイミングで販売が行われ、600円台と特に低価格ではないのにヒットしました。その理由としては、しっかりとハンバーガーを食べたいという欲求にこたえ、そして、景気回復局面にうまく販売できたというタイミングのよさが挙げられでしょう」
――なるほど! …ですが、こうした「デフレ時に強い」企業は景気回復とともに悪くなるということは…?
「景気に対して敏感に反応する業種というのは確かにあります。しかし、景気の動きを素早く読み、景気の波にいかに乗るかで業績は左右されます。これは、企業のマーケティング力、そして実行力を発揮できるかが試されるといえます。企業のオフィシャルサイトやIR情報などの掲載される取り組みをみて、その都度企業を判断していくことをオススメします」
――ありがとうございました。
企業だけでなく、どの場面でも「空気を読む力」は大事ってこと! って、それが一番難しいんだけどなぁ。
(吉住夏樹/プレスラボ)