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&D[アンディ] ホーム > カブコラ > 第63回 秋冬フリース172種類投入! 話題のユニクロ株ってどうなの?
2010.01.06
ヒートテックやフリースの大ヒットに加え、海外でも店舗展開を行うなど、なにかと話題が多いユニクロで有名なファーストリテイリング(9983)。11月中旬に行われた早朝セールでは、夜明け前から老若男女が長蛇の列を作ったとのニュースも耳にしました。ということは、さぞかし株価も好調…?
「ご想像のとおり、ユニクロ株(9983)は好調といえます」
――と話すのは、ファイナンシャルプランナーの横山利香先生。横山先生、ユニクロが好調な理由を知りたいです!
「今だからこそ、イオン(8267)などの各企業のプライベートブランド(PB)から『あったかインナー』といわれる肌着が登場しています。しかし、あったかインナー『ヒートテック』を、いち早く販売し、世間に広めたのはユニクロです。このように消費者が求めるものをどこよりも早く、それも低価格で提供するタイミングのよさが、ユニクロ株好調の大きな要因といえますね」
――「低価格」なだけでなく、「欲しい」と思うものをタイミングよく展開するマーケティング力の高さが、ユニクロの強みといえそう。
「最近では、雑誌やデザイナーとのコラボレーションも積極的に行っているので、今後はさらに注目を集めていく可能性も高いと言えます。しかし…」
――しかし?
「ユニクロはもともと、『低価格』を前面に打ち出してきた企業。不景気が長引いている今は、消費者の多くが『安くていいもの』を選ぶ傾向があります。だからこそユニクロの強みを活かせているのです。ですが、景気が回復した場合に、企業にどのような影響を与えるのかということも、今のうちから考えておいた方がよいでしょう」
――そういわれると、今ほど「不景気」といわれていなかった時期は、ユニクロの名前をあまり耳にしていなかったような気がします。
「多くの消費者は、不景気になると『個性よりも、低価格なもの』という点を重視し、景気が回復すると『多少高くとも、個性を主張できるもの』という点を重視して、消費行動を起こす傾向があります。このような点から考えると、ユニクロ株は景気に左右される銘柄といえるかもしれません」
――「低価格」が魅力ではなくなったら…、どうするユニクロ!
「現在ヒットしているヒートテックやフリース、ジーンズなどをそのまま展開するだけでは、生き残ることは難しいでしょう。『低価格』『カラーバリエーションが豊富』に加えて、時流の変化をとらえた商品をどれだけ素早く展開できる力を持っているのかという点に、注目ですね」
――ありがとうございました。
今話題の企業だけに、景気が回復した場合にどうなっていくかが気になるところ! しばらく、目が離せそうにありませんね。
(吉住夏樹/プレスラボ)