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いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2009.01.21

全銘柄の株価がすべて分かる本ってありますか?

株初心者の私でも、「会社四季報」という本は聞いたことがあります。四季報の名の通り、季節ごと(1年に4回)発行されるらしいですが、そもそも他のデータブックと何が違うのでしょうか? 株式ジャーナリストの田北知見さんに伺いました。

日本の株式市場をとらえる二大雑誌「四季報」と「日経会社情報」。読み比べてみると、新たな発見があるかも

「『会社四季報』が他のデータブックと違う点は、まずはその歴史です。創刊は戦前の1936(昭和11)年だそうです。戦前からある老舗のデータブックです。発行部数も日本一です。多くの人が読んでいるということは、四季報に掲載されるデータ次第で相場が動くことがあるということです」

一冊の本が株価を変えるなんて、インターネットの時代になっても四季報は重みが違いますね。もうちょっと四季報について聞いてみることにしました。

「四季報の実用的なメリットは独自の分析による業績予想が付いていることでしょうか。今期だけでなく、次期の業績予想が見られるのは四季報だけだと思います」

今期の決算の予想だけでなく、未来の決算予想まで行うってことですね。なるほど、頼もしいです。

さて、四季報は買ってはみたものの、もう一冊ぐらい家に置いておきたい気がする、というかたのために、類書と、それぞれの特長を紹介させていただきます。

●日経会社情報(年4回発行) [日本経済新聞出版社発行]
特長:長らく四季報と戦ってきたもう一つの老舗データブック。四季報との最大の違いは、業績予想で、四季報が前述のように独自分析だが、日経会社情報は会社予想をそのまま掲載するという点。

●ダイヤモンド「株」データブック(年4回発行)
[ダイヤモンド社の投資情報誌「ZAi」の姉妹紙]
特長:四季報のように網羅型ではなく、重要なデータだけがコンパクトにまとめられている。過去5期分のデータが掲載されているのも特長。

こうやって比べると、四季報と日経会社情報はわりと似たような雰囲気であるのに対し、ダイヤモンド「株」データブックが少し異質ですね。もちろん、本なんて買わずにネットだけで済ませてやる! という現代っ子のトレーダーが居てもいいと思います。どの本を選ぶのか、選ばないかはぱらぱらめくって慎重に判断しましょう。

(梅田カズヒコ/プレスラボ
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