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いまさら聞けない株に関する疑問に答える株コラム「カブコラ」

2008.10.07

株って儲ける以外にはどんな理由で持っているの?

最近僕の周りでも株を始める人が増えました。で、「みんなお金儲けのために必死だな」と茶化してみたら白い目で見られました。どうやら株はお金儲けのためだけではないようです。友達曰く、株を持つことで、「株主優待制度」という特典が得られるから持っているというのです。

(メイン写真)江崎グリコの株主優待でもらえるお菓子の数々。半年に1度、これだけもらえると嬉しいですね。(右下)お話を伺った高山一恵さんの著書

株主優待制度について、『はじめてのネット株入門教室』(ソーテック社)などの著書を持つファイナンシャル・プランナーの高山一恵さんにお話を伺いました。

「株主優待にはさまざまなものがあります。たとえば化粧品で有名な資生堂には、株を持つだけで『国連女性開発基金』という女性の自立を支援する国連団体に寄付できる、という株主優待があります。同様にロート製薬では、盲導犬支援に寄付できたり。資産を増やす以外にも、投資を通じて社会貢献できるということに、意義を感じる投資家も多くいます。また、株主限定ライブや株主限定グッズなど、株主ならではのプレミアを得ることを目的に株を持っている人も多くいます。」

そういえばエイベックスグループの株主限定ライブは毎年のようにニュースになっていますよね。他にも、お菓子などの詰め合わせ(江崎グリコ)、株主限定の試写会(角川ホールディングス、USEN)、ソムリエ田崎真也氏選定仏ワイン1本(新日本建物)など選り取り見取り。なかには、がん診察の優先予約、または割引が受けられる(浜松ホトニクス)ものもあるんだとか。

ところで、なぜ株主優待制度を導入する企業が増えているのでしょう?

「多少、株価が下がっても中長期で株を保有する愛着を持った株主を増やすためです。こうした株主は、消費者としても長期的にその企業を気に掛け、応援するようになります。企業としては、多くのファンをつくりたいんですよ」

なるほど! ちなみに、カゴメの株主は普通の消費者の10倍もカゴメ商品を買うなんてデータもあるそうです。今年の6月には、株主優待制度のある上場企業は1,000社に達したそうです。10年間で2.5倍に増えた計算となるのだとか。

ちなみに株主優待は年に1回から2回、9月末と3月末に行う会社が多いようです。今から3月の株主優待を目指して株を購入したいですね。

(山名隆/プレスラボ

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