米国の金融危機の煽りを受ける形で株価が下がり続けている昨今。連日ニュースでは、「日経平均大幅反落」とか「東証終値8000円割る」とか騒がれている。
ふむふむ、なるほどね、日本経済も大変だ。・・・ってちょっと待った。そもそも「日経平均」とか「TOPIX」とか「ダウ」とか知っているのが当たり前かのように報道されるけど、実はみんなよくわかってないんじゃないか。と、書いている僕も実はよく分かっていない。
そこで少し調べたところ、日経平均はその名の通り日本経済新聞社が東証一部上場約1700銘柄のうち225銘柄を対象として算出・公表している指数。正式名称は日経平均株価。「TOPIX」は、東証一部上場の全銘柄を対象として、算出・公表している指数だ。正式名称は「東証株価指数」(英:tokyo stock price index)で、英名の頭文字などを取ってTOPIXという名称を用いている。では、この2つの違いは何なのだろう。ファイナンシャル・プランナーの河村富夫さんにお話を伺った。
「まず、計算方法が異なります。日経平均はダウ式修正方式、TOPIXは時価総額方式で算出しています。もう一つの違いは対象銘柄。日経平均は東京証券取引所第一部上場銘柄のうち225銘柄が対象ですが、TOPIXは全銘柄を対象としています。日経平均は、流動性が高い銘柄を選択することで、市場の動きを敏感に反映しているんです。一方のTOPIXは全銘柄が対象なので、より正確な値動きが反映されるわけです」
なるほど。イメージとしてはスピード感重視の「日経平均」、より正確な値動きの「TOPIX」って感じですかね。なお、「ダウ」こと、「ダウ平均株価指数」は、アメリカの経済ニュース通信社であるダウ・ジョーンズ社が算出しているもの。算出方法は、アメリカの優良銘柄30社をウォール・ストリート・ジャーナル紙の編集者が選出しこれらをもとに計算しているそうだ。
だけどこれらの指数、ニュースで普通で使ってますけど、トレーダー以外は関係ない数字ですよね。
「そんなことはありません。これからの時代は株式投資をしない人でも個人で資産を防衛しなければいけない時代です。お金を守るためには勉強が必要。だから、常日頃株価の動きをチェックして、経済感覚を養うことが重要ですね。ポイントは過去10年くらいの消費活動と株価の動きを連動させて、眺めてみること。そうすると、どういう経済状態のときに自分は家やマンション、車などを購入したのかがわかって経済感覚が身につくのでオススメです」
確かに、経済は自分の身に引きつけてとらえないとなかなかわからない。「株を買うというのも良い方法です」のこと。
経済状態が危うい今だからこそ、経済感覚を養うために株を買ってみるのもいいかもしれない。
(根本和義/プレスラボ)お話をうかがった河村さんが所属しているファイナンシャル・プランナーグループ。
「株価指数リアルタイムグラフ」 - TOPIX(一部総合)
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