現在、日本には約300社以上の証券会社があると聞きます。こんなにもたくさんあるなんて……! 証券会社選びは、投資家ビギナーにとって目が回りそうな問題ですね。
そこで今回は、資産運用や生命保険の見直しの相談を行う株式会社ワーク・ワークス代表取締役社長の中村宏さんに、証券会社選びのポイントを教えていただきました。
「まず、証券会社の分類としてネット上のものと店舗のあるものがあります。ネット上で運営している証券会社は店舗がなく、社員も少ないので、会社を低コストで運営することができます。そのため、顧客にかかる売買手数料や販売手数料も低価格。店舗がある証券会社は、店舗や社員が多いため、ネット上のものに比べて高コストで会社を運営しています。なので、手数料もネット証券会社に比べて高額です。短期売買で儲けようと考えている人には、なるべく手数料がかからないネット上で運営している証券会社がいいのではないかと思います」(中村宏さん)
確かに、コストが低いにこしたことはないですよね。では、店舗のある証券会社はどんな人に向いているのでしょうか?
「ネット証券会社は、手続きや取引をインターネットや携帯電話の画面を通して行うことが中心となります。なので判断はすべて自分ひとりでしなければなりません。一方、店舗のある証券会社は、手続きや取引方法、商品の説明といった情報の提供を丁寧にしてくれます。投資の参考になる情報がほしいという方や、誰かに相談しながら進めたいという方向けといえるでしょう」
う~ん。相談もしたいし、コストも下げたいし……。ほかにも選ぶポイントはありますか?
「では、投資商品の品揃えをポイントに選んでみてはいかがでしょうか。個別企業の株式はどこの証券会社でも購入することができますが、投資信託は証券会社によって取り扱っているものが異なります。したがって、買いたい投資信託がある場合は、取り扱っている証券会社を選ぶ方法もあるのです。また、投資信託をたくさんの中から選びたいという場合は、取り扱い本数の多い証券会社のチョイスをオススメします」
証券会社の数だけ、選択肢が広がりますね。最後に、証券会社を選ぶ上での注意点があれば教えてください。
「先ほどもご説明しましたが、ネット証券の場合、手続きや取引などの作業を自分で行います。取引銘柄や値段、数量の桁数を間違えると、そのまま取引が成立してしまうので、くれぐれも入力後の確認を怠らないようにしてください。また、店舗のある証券会社は投資商品の説明をしてくれますが、それはあくまでも参考となる情報の提供であり、将来必ず儲かる情報というわけではありません。そのため、『みんなが買っている』といった文句を信じて購入してしまうと、結果、外れてしまい損失を抱えるハメになりかねません。情報を鵜呑みにするのではなく、値動きのクセや特長など、情報収集のひとつとして活用するようにしてください」
証券会社も、いろんな選び方があるんですね。私も投資を始める前に、自分にあった証券会社選びから始めなくては!
(吉住夏樹/プレスラボ)今回、お話をお伺いした中村宏さんの株式会社ワーク・ワークス
ワーク・ワークスブログ
中村宏さんのブログページです。
『投資信託』って素人に向いた投資方法だってきいたんですけど(カブコラVol.19)
今回のコラム内にも登場した「投資信託」についてです!










