すっかり株の面白さに夢中になったアンディ君、いよいよ株を実際に売買することにしました。
Point2 買い注文を出そう!
- 博士
- 「株が実際に取り引きされる時間は証券取引所にもよるがだいたい9時~15時。途中、11時~12時30分までは昼休みなんじゃ」
- アンディ
- 「えー、短いんだねー」
- 博士
- 「だけどネット取引の場合は365日、24時間いつでも注文を出せるんじゃ」
- アンディ
- 「ネットのほうが断然便利だね~」
- 博士
-
板情報で売数量と買数量、みんなの注文している株価がひと目で分かる
「注文するにはまずはネット証券で口座を開いて、買い注文を出すのじゃ。買い注文で入力するのは【1】何株注文するのか、【2】いくらで注文するのか、【3】注文の有効期限の3つじゃ。注文するときのポイントとしては、いくらで注文するかじゃな。それには現在の売買情報を表示した板情報が大きな手掛かりになるんじゃ」
- アンディ
- 「ふうん」
- 博士
- 「板情報では、どの価格にどれくらい注文が入っているか一目瞭然なんじゃ。売数量と買数量が並んでいて、買数量が多いとその株の株価は上昇する可能性、売数量が多いと下降する可能性が高いと言えるな」
- アンディ
- 「へー、そんな便利なものがあるんだね」
Point3 指値と成行!
- 博士
- 「注文の仕方には、指値(さしね)と成行(なりゆき)の2つがあるんじゃ。指値は値段を指定する注文、成行はいくらでもいいからとにかく買いたい(売りたい)という注文。急いで注文したい場合は成行のほうがよいが、売買金額がいくらになっても文句は言えんのじゃ」
- アンディ
- 「ふーん。指値に挑戦してみたいな」
- 博士
- 「指値の場合、100円と注文すれば『100円以下で買いたい』と手をあげたことになるんじゃ。場合によっては100円より安く買えたり、誰も売ってくれないこともあるかもしれん。これと有効期限『当日中』だけか、『○日まで有効』とするかを組み合わせて取引を行うんじゃよ。ちなみに、株の売買注文が成立することを約定(やくじょう)と呼ぶんじゃ」
Point4 逆指値
- 博士
- 「さらに逆指値と呼ばれる注文方法もあるんじゃ。これは指値とは逆で、たとえば現在100円の株を、『株価が110円まで上がったら買い』と注文をつけるやりかたなんじゃ。」
- アンディ
- 「なんでわざわざ高い値段で買うの?」
- 博士
- 「そこがポイントじゃ。前に勉強したと思うが、株価というのはいったん上昇を始めたらしばらく上昇を続けることが多いんじゃ。だから、値がここまで上がったら上昇トレンドに入るので買い、と注文をつけるやりかたなんじゃ」
- アンディ
- 「へー」
- 博士
- 「あるいはアンディ君がA社の株を持っていたとして、値段が下がってきているとしよう」
- アンディ
- 「ひゃー、怖い」
- 博士
- 「そんなとき、『○円まで下がれば売り』と注文をつければ、損を抑えることができるんじゃ」
- アンディ
- 「なるほどー」
- 博士
- 「こうやって、損がある程度確定したところで売りに出すのを損切りというんだ」
- アンディ
- 「売ったお金で新しいチャンスをつかむんだね!」
- 博士
- 「そういうことじゃ!ちなみに、保有している銘柄の株価が下がってしまい、売るに売れず長期的に保有している状態を塩漬けというんじゃよ」
- アンディ
- 「うわぁ~、そうなりたくないなー」
逆指値で損失が拡大するのを抑える
逆指値で上昇トレンドを見逃さずにキャッチ
Point5 自分の状況が手にとるように分かるポートフォリオ
- 博士
- 「そういった自分が購入した株の情報を始め様々な情報を、ネット証券のサイト上で確認できるのがポートフォリオ(資産状況、資産一覧などとも呼ばれる)というものじゃ。変動の激しい株の世界だから、1日1回はインターネットでチェックしたほうがよいじゃろうな」
- アンディ
- 「じゃあ、PCを立ち上げた時に必ず見るようにするよ」
- 博士
- 「偉いぞ、アンディ君! ほかにも様々な情報が並んでいるから、最初のうちは分からないデータがあったら逐一確認してみよう。そのうち、自分なりの注文方法があみだせるかもしれんしな」
- アンディ
- 「はーい! 博士、ありがとう! おかげでずいぶん詳しくなった気がするよ」
- 博士
- 「ここまで株のハウツーをかいつまんで説明してきたけどな、アンディ君。株も習うより慣れろなんじゃよ。いきなり取引をはじめるのではなく、まずは「カブステ!」で株取引をバーチャル体験してみてはいかがかの?」
- アンディ
- 「へ~、株取引を体験できるゲームなんてあるんだ。初心者の僕にうってつけだね!」
- 博士
- 「ふむ。その調子で未来の大富豪を目指すんじゃ、アンディ君!!」
- アンディ
- 「博士、ありがとう~」
この章のまとめ
- ネット証券なら24時間注文が可能
- 購入する前には板情報をよくチェックすること
- 注文方法は成行と指値の2種類。指値はあらかじめ値段を指定して、その範囲内で売買を成立させる注文方法
- あるタイミングになったら買う、売るという注文方法を逆指値という
- 現在の株価がよくわかるポートフォリオは、1日1回はチェックしておこう。チェックを怠ると大事なトレンドを見逃すかも